旅のはなし~6日目~ベネチアはまずハリーズ・バーに直行
ついにヴェネチアまでやってきた。
まさか来れるとは思わなかった、憧れの街。
船でホテル側まで一気に移動するのだが、風を感じながら見る景色に終始興奮。
日本も海や川と密接に関わってきたスタイルの街並みはたくさんありますが、
それらとは違う独特の雰囲気と街並みが広がっています。
通り過ぎていく船乗りのおじさん達はみんな日焼けしていて強そう(笑)
そしてとーっても絵になるんだな。
さて、左をキョロキョロ右をキョロキョロしているうちに船はホテル前の停まり場に到着。
まるで映画の中のワンシーンのようなシチュエーション。
ベネチアではこのホテルに2泊しました。正確にいうと、このホテルの系列のホテルに宿泊をし、朝食はこの系列ホテル「モナコグランドカナル」で食べました。
宿泊したホテル「パラッツォ セルバデーゴ」はこの船着き場から徒歩5分もないくらいの場所で、しかもサンマルコ広場の隣りという好立地。
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パラッツォ セルバデーゴ(Palazzo Selvadego)
一番最初にエントランスの扉を探すのに少し苦労したが、一度わかってしまえばもう問題なし!
ゆったりと広めの部屋でお風呂場もゆったり。浴槽もありとても落ち着けるよい部屋でした。
収納スペースなども広く、たくさん洗濯物干せた♪
窓からの長めは隣の壁ですが、元々そんなにホテルの窓をあける方でもないので気にならず。
毎朝朝食とりに別ホテルまでいくのは億劫かな、と最初頭をよぎったのだけれど
実際はむしろ楽しく、毎朝ワクワクしながら朝ごはん食べに行ってました。
オススメのホテルです。
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さて、ベネチアに行ったら絶対に行ってみたいと思っていた場所がありました。
それは、伝説の「ハリーズ・バー」!
カクテルのベリーニ(桃のネクターをシャンパンで割ったカクテル)発祥のお店です。
創業は1931年。2001年にはイタリア文化省によって文化遺産に指定されたとのこと。
ヘミングウェイが通っていたことでも有名。
文豪が愛したお店ってどうしてとってもそそられるのでしょうね。
彼らがどんな場所でどんなものを味わいながら名作を生み出していったのか、自分も体験することで五感で感じてみたいというのが一番の理由かなと思います。
あとは、あやかりたい気持ちももちろん少なからずあるかもしれない。
お店はなんとモナコグランドカナルの真向かいにあったので、荷物をホテルに置いて早速
昼酒をしに駆け込んだ。
店内は老舗の喫茶店のような雰囲気。軽く休憩してはまた街へ繰り出していく素敵な装いの紳士やご婦人方が多い印象だ。
(写真↑ ベリーニ)
注文したベリーニは、とってもシンプルなウォーターグラスでサーブされました。
シャンパングラスなどでないところが面白い。
老舗の純喫茶にいるような居心地の良さを感じた。(値段は高いけれど!だってこれで2000円くらい)
オリーブをつまみながらカクテルを大事にチビチビとのみ、この素敵な雰囲気を堪能したあとは
街なかを軽く散歩し、たっぷりと迷子になって無事ホテルへと帰還しました。
しばしホテルの部屋でお休み。
続く、、、、、
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